第13回 NY MBAの会 講演内容レポート

投稿日: 更新日:

先週木曜の2月25日、第13回日本人MBAの会を開催しました。

今回は奥様のコロンビア大学院留学をきっかけにして育児休職をされた小野俊樹さんをお迎えし、日本での実情をベースに「ダイバーシティを考える。もし男性のチームメンバーが育休を取ることになったら。」というテーマでお話していただきました。(参加者14名、うちMBAホルダー&在校生5名)

講演では、ご自身の経験から育休が取りにくい背景を、A.キャリアの問題、B. 職場の問題、C. 経済的な問題に整理した上で、職場の上司をうまく巻き込みながら、また、国の制度を上手く活用しながらそれぞれの不安を軽減してきたことなどをご紹介いただいた後、職場復帰した小野さんが育休の経験をどうキャリアに生かしていくかについてもお話していただきました。

参加者には育休というベネフィットを享受する側と、ベネフィットを与える側のマネージャー・経営者の双方の立場の方がいらしていて、非常に有意義なディスカッションが展開されたと思います。

また、数十年前(!)に「子供は地球の宝物」と言って子育てしながら働く参加者の方を応援してくださった先輩がいたという経験談も非常に印象に残っています。人口オーナス期に入って長くなってしまった日本において、社会の構成員を増やし経済のパイを維持するという観点からも育休制度を国や個人がしっかり支えることが重要ではないでしょうか。

小野さんから紹介のあった、厚生労働省の目標、2014年度2.3%に過ぎない男性の育休取得率を2020年までに13%にアップさせるための対策を北欧の例なども引き合いに出しつつみんなで考えました。

中でも秀逸だったのは今巷間で話題になっている「認可幼稚園への優先入園」を男性の育休取得のインセンティブにすれば、という提案で、これはまさに名案。当会としても強く推していきたいです。

次回のMBAの会は、3月24日(木)午後7時から、いつものGラボにて『クラウドファンディングによる資金調達と事業経営』をテーマに板越ジョージさんをお迎えして開催します。また皆様とのよい出会いを楽しみにしております。