第21回 NY MBAの会 講演内容レポート

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【第21回 NY MBAの会 講演内容レポート】
10月27日(木)、第21回NY MBAの会を開催いたしました。
今回は、『米国でMBAをとるということ。』と題して、第一部にMBA留学準備セミナーで数多くの留学志望者を指導してきた実績を持ち、ご自身も現在コロンビア大MBA在学中の大出歩美さんにMBA留学を成功させるための正攻法についてお話しいただきました。第二部では、大出さんに加え、ハーバード大MBA卒の佐野和秀さん、William & Mary大MBA卒の永嶋慧さんをパネリストとしてお招きし、なぜ米国でMBAを取得しようと思ったのか、受験準備から合格までの道筋、苦手な科目の克服法等ご自身の経験談を交えて率直なご意見をいただきました。(参加者18名、うちMBAホルダー&在校生9名)
18年間日本に住み、語学学校を経てコロンビア大学でBA取得後、高品質の留学支援サービスを提供するベンチャー企業『TJ Advisors』で副代表としてご活躍されてきた大出歩美さんからは、MBA留学に関して下記のTIPSをお話しいただきました。

  1. MBA留学を決めてからまず取り掛かるべきことは、行きたい大学を決めること、履歴書の作成、TOEFLやIELTSの勉強がある中で、特にTOEFL/IELTSのスコアメイクが重要である。
  2. 欧米トップMBAの入学審査基準では、リーダーシップが求められる。自分のキャリアの中でどんなリーダーシップを発揮してきたかをアピールすること。
  3. なぜMBAに行きたいのか、なぜこの大学に行きたいのかを深く問い続け、自分にしか出せない明確な理由付けを用意する。行くかどうか迷う受験生は不合格になるケースが多い。
  4. 学校選びのポイントはキャンパスビジットが効果的。また、最近ではアジア圏のMBAも日本企業から評価が高く、ポストMBAのキャリアを視野に入れて進学を希望する人もいるので幅広く学校選びをするべきである。
  5. MBA留学することで得られるグローバルネットワークはお金では買えない貴重な財産。どんなMBAでも世界中に点在するMBA生とつながることができる。


また最後に、志望校からの合格を勝ち取るためには、ストーリー戦略、根拠創り、WET戦略の3つが必要であり、WET戦略ではTOEFLやGMATのスコアが少し低い場合でもアドミッションと仲良くなり、教授と連絡を取り、卒業生全員と知り合いになる等政治力を使って見事に合格を勝ち得ている生徒もいるので、合格のための努力を惜しまず前向きに頑張ってほしいとのアドバイスをいただきました。


第二部のパネルディスカッションでは、米国でのMBA留学を志望した理由として、「国際色豊かな大学ではなく、米国は世界の中心であると思っているアメリカ人の中で自分を試したかった。」や「グローバルな仕事をする中で学歴の重要性を強く感じた。」「前職のマーケティング部門で体系的な知識がなく苦労した経験から、MBAで経営全般を学び戦略部門にキャリアチェンジしていきたいと思った。」等それぞれの実体験を踏まえた志望動機をうかがいました。

また、多くの発言を求められる過酷な授業やグループディスカッションでアジア人として生き残る術として、自分が授業に貢献できる”強み”と助けてもらわなければ貢献できない“弱み”を早く理解することが重要だとお三方が口をそろえておっしゃっていました。その上で、グループワークでは役割分担を決め、貢献できる科目で実力を発揮することでメンバーからの信頼を獲得し、苦手な科目では徹底的に助けてもらいながら卒業を迎えることができたそうです。


最後に、リーダーシップ論やマーケティング理論等MBAで学んだ知識やスキームが卒業後の実務でも活きていると実感するケースについてお話しいただき、理論に裏付けされた実体験エピソードは説得力があり、MBAのケーススタディをしているような錯覚に陥るほどでした。


次回のMBAの会は、11月21日(月)午後7時から、いつものGラボにて『日本発エンターテインメントのNY市場参入ケーススタディ』をテーマに、現役コンサルタントの齋藤晃さんをお招きして、NYエンタメビジネスの実態についてケーススタディ形式でお話しいただきます。是非、皆様のご参加をお待ちしております!