第23回 NY MBAの会 講演内容レポート

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【第23回 NY MBAの会 講演内容レポート】
12月16日(木)、第23回NYMBAの会を開催致しました。今回は『2016年 忘年会 ~ギタリスト兼起業家・幅健司さんをお迎えして~』と題して、プロギタリストである幅健司さんをお招きし、Will – 意志をキーワードに会計からギター、そして起業へとつながっている幅さんのキャリアをお話いただき、後半ではギター演奏も披露いただきました。

幅さんはアメリカに留学後、会計を専攻して会計士としてニューヨークで活躍されながらも、本当に自分のやりたいことが出来ているのかと人生に悩まれる中で、音楽の道を志したいと強く思われていきました。会計士という収入の安定した職業から先の見えないリスクの高い音楽家を目指すことに対してはご両親も含めたまわりの方々は驚き、反対される方もおられましたが、自分の意志を貫いていかれました。

音楽の道に入るにあたってはManhattan School of Musicというニューヨークでトップの音楽大学を目指されましたが、そこは幼少期から音楽の英才教育を受けてきた生徒が集まる学校で、その段階では楽譜も読めなかったレベルにおられた幅さんにとってはとてつもなく高いハードルでした。しかし、そこからスズキメソッドなどの音楽学習方法を取り入れて音楽漬けの環境を作り、日々を過ごすことで見事に合格を勝ち取られたのは幅さんの意志の強さの証明だと伝わってきました。

また社会人であれば最低8時間は仕事をするのであれば、最低でも8時間は練習しようと強い意志を持ち、ギターの腕を磨かれたそうです。もっとも音楽家の道を志された幅さんにとってはその環境は理想郷であり、音楽家としてのスキルをアップさせていかれました。

しかし、現実としてはクラシック音楽市場は縮小しており、卒業後にプロの演奏家として生活を成り立たせているのはトップクラスの音大卒業生でも極一部ということもあって、起業という道を選びWillan Academy of Musicを設立されました。オンラインでの顧客の獲得、先生の確保、プライシングなどの様々な課題を乗り越えながら音楽教育を通じて子供たちに音楽の喜びを教えていくとともに、演奏活動と学校経営の両立によって音楽家としての活動を継続していくための方法を確立しようと奮闘されています。

後半の演奏会ではタンゴとフラメンコ、日本の作曲家である武満徹まで幅広い曲を演奏いただき、ギタリストとしての演奏スキルの高さと幅さんの世界観を表現していただきました。1月の演奏会には行きたいという声も参加者からあがる素晴らしい演奏でした。

ビジネスマン、アーティストとアントレプレナーの3つの面を見せていただき、今後の幅さんの活動の発展に期待を膨らませました。

次回は1月26日(木)午後7時よりいつものグローバルラボにて、武田秀俊さんをお招きして「NYエリアの日本人向けWebsite立ち上げ」と題して講演していただきます。
皆さまのお越しをお待ちしております!

 

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